多くのクラブが注目しているウォートン photo/Getty Images
ステップアップの時は近いか
日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスはイングランド代表MFアダム・ウォートン(21)に新契約を準備するようだ。英『Daily Mail』が報じている。
2024年冬にブラックバーンからパレスに加入したウォートン。プレミアリーグ初挑戦だったにも関わらず、パレスに加入して以降、ウォートンの評価は上がり続けており、1800万ポンドで獲得した同選手は今では7500万ポンドほどの価値があると考えられているようだ。
昨シーズンは怪我に悩まされることもあったウォートンだが、ここ最近は移籍市場が開くたびビッグクラブからの関心が報じられており、ステップアップの時は近いと噂されている。
同メディアによると、ウォートンへの関心は高まっており、リヴァプールやマンチェスター・シティ、チェルシー、トッテナムなどのプレミアクラブはもちろん、バイエルンやレアル・マドリードらも獲得を狙っているという。
そんななか、パレスは流出阻止に向けて新契約を結びたいと考えている模様。ウォートンとの現行契約は2029年まで残っているが、同クラブは条件を改善した契約を提示する計画のようだ。またエベレチ・エゼと新契約を結んだ時のような契約解除金の設定も検討しているとのこと。
昨夏はマイケル・オリーセがバイエルンへ、そして今夏はエゼがアーセナルに移籍するなど2年連続で主力がステップアップを遂げていったパレス。マーク・グエイやジャン・フィリップ・マテタらにもビッグクラブからの視線が届いており、主力選手の引き留めが必要になる。
現行契約が今季限りとなるオリヴァー・グラスナー監督との新契約も重要になってくるが、パレスは指揮官と重要選手らの引き留めを行うことはできるか。