リーベル・プレートでプレイするリベロ photo/Getty Images
世代別代表の経験もなかったDFに驚きのチャンス
2026ワールドカップ南米予選をあっさりと通過したアルゼンチン代表。今月は10日にベネズエラ、13日にプエルトリコとの親善試合を戦うが、代表監督リオネル・スカローニは何人かサプライズとなる選手を招集している。
その中でもアルゼンチン国内で注目を集めたのが、リーベル・プレートでプレイする21歳のDFラウタロ・リベロだ。
レフティーのセンターバックであるリベロは、リーベル・プレートのアカデミーから出てきた選手だ。しかしエリート街道を突き進んできたタイプではなく、2年前まではサッカー以外の仕事をこなしながら生計を立てる苦しい生活だったという。
英『The Sun』によると、リベロは2年前まで南米で人気の高いクッキー『アルファホレス』を売る露天商をしてきたという。
サッカーの方ではリーベル・プレートのトップチームで出番を掴むまでに時間がかかり、昨年には同じアルゼンチン国内のセントラル・コルドバにレンタル移籍。リーベル・プレートでポジションを掴んだのは今年に入ってからで、そこから一気にアルゼンチン代表に招集されるまでに至った。
アルゼンチンの世代別代表でプレイしてきたわけでもないため、この招集は本人も驚きだったかもしれない。同メディアは根性で掴んだ夢のストーリーと取り上げていて、レフティーのDFは貴重だ。残り半年でアピールできれば2026W杯メンバー入という夢の続きも見えてくるだろう。
Just two years ago, Lautaro Rivero was selling alfajores at traffic lights to support his family, now he’s been called up to the Argentina national team.
— All About Argentina(@AlbicelesteTalk) October 3, 2025
What a story. pic.twitter.com/GBIe6jiFQw