メッシ、ムバッペ、ネイマールの3トップがいても絶対上手くいか...の画像はこちら >>

PSGで前線を形成した3人 photo/Getty Images

スターが多すぎて管理が難しい

バルセロナのアカデミー出身者であり、チアゴ・アルカンタラの弟としても知られるMFラフィーニャ。バルセロナでは主力というわけではなかったが、2014-15シーズンは36試合、2016-17シーズンには28試合をこなすなどタレント集団の中で奮闘してきた。



そんなラフィーニャは2020年から2年間パリ・サンジェルマンでもプレイしているが、当時のパリといえばリオネル・メッシ、キリアン・ムバッペ、ネイマールの超豪華3トップを抱えていた時期だ。

しかし悲願だったチャンピオンズリーグ制覇を果たすことはできず、この3トップは早々に解散することになった。『Charla Podcast』にて、ラフィーニャはシーズン当初から上手くいくはずがないと考えていたと明かしている。

「プレシーズン中、全員が出席した最初のトレーニングセッションで言ったんだ。『こんなの絶対上手くいかない』と。まずGKから見てみようか。ケイロル・ナバスかドンナルンマだ。出場できない方は怒るに決まっている。守備陣は代わりがいないマルキーニョス、PSGのアイドルであるキンペンベ、そしてセルヒオ・ラモスだ。攻撃陣はディ・マリア、ムバッペ、ネイマール、メッシ、誰を外すの?チーム内での影響力を考えればディ・マリアとなるだろうけど、本来外せる選手ではない。監督がこれを管理するなんて不可能だ。選手名鑑の中では最強のチームだったけど、監督としての管理は無理だった。
私は特にプレイすることもなかったし、ただ見ているだけだったけどね」

ネームバリューは凄まじかったが、組織としては完成していなかったか。メッシ、ネイマール、ムバッペに守備面の献身性を期待することは難しく、チームバランスはガタガタだったと言える。



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