ユヴェントスのヴラホビッチ Photo/Getty Images
移籍金がかからない
現在ラ・リーガ2位でレアル・マドリードを追いかけるバルセロナ。6勝1分1敗という戦績は悪くはないが、昨季序盤の勢いには及ばない。
理由はいくつかあるのだろうが、ストライカーのロベルト・レヴァンドフスキの調子がいまいちであることも挙げられるだろう。4ゴールを挙げているものの、衰えを指摘する声は少なくない。もう37歳であり、先発出場も今季は7試合中3試合と少なくなってしまっている。
今季を最後にサウジアラビアへ移籍するのではないかとも言われているレヴァンドフスキ。今季はフェラン・トーレスが最前線で9番としての働きを見せてもいるが、彼も本来はワイドの選手であり、「9番」獲得の必要性は囁かれている。
スペイン『AS』は、代役として誰がふさわしいか、ファンたちの声を集めている。支持を得ているのは、ユヴェントスFWドゥシャン・ヴラホビッチであるようだ。
「彼(レヴァンドフスキ)は契約を更新すべきでない。ヴラホビッチは無料で加入できることを考えると、最良の選択肢だ。たとえ契約金がかかったとしても、他の選手よりもずっと安いはずだ」
「間違いなく、ヴラホビッチとエタ・エヨングの2人だ。低価格で現在と未来の両方が手に入る。
「レヴァンドフスキは明らかに頭でも足でも万全ではない。37歳で、選手生命も終盤を迎えている。38歳で契約を更新し、最高レベルでプレイできるとは思えない。良い代役は25歳でゴールを量産するヴラホビッチだろう」
ヴラホビッチは今季が契約最終年であり、このまま契約更新がなければ来夏はフリーで獲得できる。まだ25歳と伸び代もあり、レヴァンドフスキと同じく前線に高さをもたらしてくれる。
しかし「ゴールを量産する」と言えるほど得点を重ねていない点は気になるところ。今季もまだリーグ戦2ゴールとレヴァンドフスキよりも少なく、セリエA16得点を挙げた23-24シーズンから得点数は下降線を辿っている。
エヨングやフリアン・アルバレス、セール・ギラシなど他の名前も挙がっているが、レヴァンドフスキの後釜には誰がふさわしいのだろうか。