初戦で敗れ厳しい状況のインドネシア代表 photo/Getty images
数字上は可能性があるが……
現地時間8日に行われたワールドカップ北中米大会の4次予選でインドネシア代表がサウジアラビア代表と対戦した。
サウジアラビアのジッダで開催された第1戦。
インドネシア『CNN Indonesia』は今回の結果を受け、「インドネシアがワールドカップに出場する可能性はわずか1%」という見出しで、Xの『Footy Rankings』のポストの内容を引用した形で紹介。「サウジアラビアが勝利したことで、サウジアラビアが出場権獲得の可能性が最も高いチームとなった。予選突破率は70%で、イラクはまだ試合を行っていないものの29%となっている」と可能性が低いことを指摘。一方で大陸間プレイオフに繋がる5次予選への進出可能性は24%とし、「数学上ではインドネシアが2026年ワールドカップに出場する可能性はまだ残っているものの、その可能性は低くなっている。キャプテンのジェイ・イツェスとチームメイトたちは、出場権を得るためにいくつかの条件を満たす必要がある。
今回のアジア4次予選はホスト国にカタールとサウジアラビアが選ばれ、ホスト国が中6日、それ以外は中2日という日程が組まれ、さらにはアウェイサポーターの来場制限も設けられるあまりにもホスト国2カ国に有利な予選となっている。上記の通りインドネシアは次のイラク戦で敗れればワールドカップの夢は絶たれ、引き分けでもほぼ望みが無くなるだけに厳しい状況だ。他力本願でもあるが、インドネシアはここから逆転でワールドカップへの道を切り開けるのだろうか。