パラグアイ戦での日本代表イレブン photo/Getty Images
イングランドとの親善試合も組まれるとか
早々に2026年のW杯出場を決めた日本代表。アジア予選でのパフォーマンスは圧巻で、10試合で30ゴールを記録している。
そんな日本代表は、9月からアジア地域以外の対戦相手とゲームを組み、本戦に向けた調整を行っている。
10日には大阪の吹田スタジアムでパラグアイ代表と対戦。パラグアイには元ニューカッスルのミゲル・アルミロンがおり、ブライトンでは三笘薫とチームメイトのディエゴ・ゴメスが先発となった。
その2人が中心となる攻撃に日本代表は苦戦。遠藤航、前述した三笘、負傷に悩まされている冨安健洋、伊藤洋輝等の主力が不在だったことも影響して、終盤ではリードされる展開に。
今季フェイエノールトで絶好調の上田綺世が後半アディショナルタイムに同点弾を挙げ、黒星は避けられたが、課題の残るゲームとなった。
日本代表は14日に味の素スタジアムでW杯優勝候補のブラジル代表と対戦する。
日本のお隣、韓国のメディアである『MKスポーツ』は「W杯優勝を掲げる日本だが、パラグアイに苦戦」とこの一戦を振り返り、メキシコに引き分け、アメリカに敗れ伸び悩んでいると辛辣な意見を述べた。
日本代表は2026年のW杯優勝を目標としているが、前述したアジア予選後の親善試合ではメキシコ(△0-0)、アメリカ(●2-0)、パラグアイ(△2-2)と未だ白星がない。
本戦まで残り半年ほどとなったが、充実したチームになっているとは言えないだろう。
ただ、怪我で離脱する選手がいる中で、DFの鈴木淳之介、渡辺剛、MFでは佐野海舟が存在感を示している。特に佐野はパラグアイ相手に中盤を支配しており、リヴァプール遠藤との共存に注目が集まっている。