元エヴァートンのショーン・ダイシ photo/Getty Images
イングランドでの実績は十分
7位でフィニッシュした昨季とは一転して、苦戦を強いられている今季のノッティンガム・フォレスト。
ヌーノ・エスピリト・サント前監督からアンジェ・ポステコグルー新監督への移行が裏目に出ており、プレミアリーグでは7試合を終えて17位、公式戦では9試合白星がない苦しい状態が続いている。
こういったこともあり、ポステコグルー監督には解任の可能性が浮上している。
後任としては同じプレミアリーグのフラムを指揮するマルコ・シウバ監督の招聘が噂される中で、『BBC』はショーン・ダイシ氏の監督就任の可能性を報じた。
ダイシ氏は現役時代多くのイングランドのクラブでプレイした選手として知られており、引退後はワトフォード、バーンリー、エヴァートンで指揮をとっている。バーンリー時代が最も長く、2012年からの10年間となっている。
エヴァートン退団後はフリーとなっており、スコットランドのレンジャーズの監督の席が空いた際には後任候補として報じられたが、本人はその仕事に興味はなく、断っている。
ダイシ氏のフットボールはイングランドらしい堅守速攻型。前任であるエスピリト・サント氏と共通点がある一方で、ボール保持を好む現体制とは異なるスタイルといえる。