冬には決断を迫られる!?　レアルで出番もらえぬ19歳FWに元ブラジル代表DFがアドバイス 「もし私がエンドリックなら、レンタル移籍を選ぶだろう。W杯が近づいている」
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レアルのエンドリック photo/Getty Images

今季はまだ出場できていない

元ブラジル代表DFシシーニョ氏はレアル・マドリードで今シーズン苦戦を強いられている後輩FWエンドリック（19）にアドバイスを送ったという。ブラジル『Bolavip』が報じている。



18歳を迎えた昨夏のタイミングでレアルにやってきたエドリック。ブラジルの神童として鳴り物入りで加入した同選手は、昨シーズン公式戦37試合に出場し7ゴールをマーク。847分と限られた出場時間の中で結果を残したが、シャビ・アロンソ新体制に変わった今シーズンは様子が異なる。

今夏に怪我をしてしまい、出遅れたエンドリックはクラブW杯で頭角を現したゴンサロ・ガルシアよりも序列を落とすこととなり、復帰した後もベンチを温める日々が続いている。

まだ今シーズンの出場がないエンドリックはレアルでの定位置確保に燃えていると考えられているが、レアルでもプレイした経験を持つシシーニョ氏は状況が変わらないのであれば、移籍を視野に入れる必要があると言及。ブラジル代表として来年のW杯に出たいなら、まず出場する必要があるとアドバイスを送った。

「もし十分な空きがないなら、去った方が良い。もちろん、彼のプレイを見たい。私はレアル・マドリードに所属していたので競争の激しさはよく知っている。私の場合はポジションを失い、幸せにプレイしたかったので、去ることを決意した。しかし、すべては経営陣との話し合い次第だ」

「監督が彼を起用すると言うなら、犠牲を払って残留し、適切な時期を待つ価値はある。しかし、出場機会が少ないとわかったら、移籍するのが最善だ。
もし私がエンドリックの立場なら、私はレンタル移籍を選ぶだろう。ワールドカップが近づいており、彼は代表チームにとって非常に重要な存在になる可能性があるからだ」

キリアン・ムバッペという絶対的な存在もレアルにはいるため、エンドリックが安定した出場時間を確保するのは至難の業だ。ブラジル代表に再び選ばれるためにはまず出場する必要があるエンドリックだが、冬の移籍市場では決断を迫られるかもしれない。

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