ジェノアを退団したバロテッリ photo/Getty Images
新天地は見つかるのか
インテルやマンチェスター・シティ、ACミラン、リヴァプールなどを渡り歩いた元イタリア代表FWマリオ・バロテッリは新天地を探しているが、まだ見つかっていない。
数々の騒ぎを起こし、素行の悪さが何かと問題になってきたバロテッリだが、特別な才能を持つ選手の1人であることは間違いない。
再びイタリアでその才能を発揮することが期待されたが、ジェノアでの出場はわずか6試合で、プレイタイムは56分のみという結果に終わった。バロテッリの獲得を熱望したアルベルト・ジラルディーノ監督がすぐに解任され、代わりにニース時代に確執があったとされるパトリック・ヴィエラが新監督になったことも関係していると噂されているが、元イタリア代表FWのセリエA復帰は失敗に終わった。
そして今夏ジェノアを退団し、フリーになったバロテッリ。新天地候補として日本や韓国、オーストラリア、アメリカ、メキシコなどが報じられたが、現在に至るまで移籍は実現していない。
そんなバロテッリは伊『La Gazzetta dello Sport』のインタビューにて自身の今後のキャリアについて言及。35歳を迎えたが、引退する予定はないようで、様々なクラブからオファーが届いていたことを明かした。
「海外からオファーがあったけど断った。心の中ではまだイタリアでプレイできるチャンスがあると思っていたからね。今のところそのオファーは来ていないし、海外のチームと契約するか、少し時間を取って1月のことを考えるか、選択を迫られている状況だ」
またバロテッリは「朝10時からトレーニングをしている。4回はグラウンドに行き、2回はジムに行く」と話しており、個人練習のおかげで良い状態にあると自身のコンディションについて言及した。
イタリアでのプレイを模索しているようだが、バロテッリは無事に次のチームを見つけることができるだろうか。