シーズン途中からN・フォレストを指揮するポステコグルー photo/Getty Images
トッテナムではELを獲得したが……
昨季はトッテナムでヨーロッパリーグのタイトルを手にしたアンジェ・ポステコグルーだが、2025年は指導者生活の中でもかなり苦しい1年となっているのではないか。
トッテナムではプレミアリーグで全く結果が出ず、ELのタイトルを手にしながら最終的にはシーズン終了後に解任。
すでにノッティンガムでも解任論が浮上していて、ここでも解任となれば1年に2度も解任処分を受けることになる。ポステコグルーにとっても屈辱的だろう。
情報サイト『Transfermarkt』は2025年に欧州5大リーグで最も黒星が多かった指揮官を紹介しているが、ポステコグルーが最多の21敗だ。
2位はジローナ指揮官ミチェルで18敗、10位にはマンチェスター・ユナイテッド指揮官ルベン・アモリムが15敗で入っている。アモリムもマンUで厳しい批判を浴びているが、ポステコグルーはそれ以上に黒星の数が多い。
ノッティンガムは昨季ヌーノ・エスピリト・サントの下で堅守速攻をベースに結果を出してきただけに、全くスタイルが異なるポステコグルーがシーズン途中から指揮官を務めるのは厳しかったかもしれない。このままノッティンガムでも失敗となれば、ポステコグルーの評価にはかなりの傷がつくことになるだろう。

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