ロナウドを擁しながらユヴェントスはアヤックスに敗北 photo/Getty Images
当時はリヴァプールが大会を制した
2009-10シーズンにインテルがチャンピオンズリーグを制して以降、イタリア勢は1度も頂点に立てていない。2022-23、2024-25シーズンはインテルがファイナルまで進んだものの、どちらも決勝で敗れてしまった。
この2シーズンはイタリア勢にとって大きなチャンスだったが、インテル以外にもCL制覇に届いたかもしれないクラブがある。
イタリア人MFフェデリコ・ベルナルデスキが悔やむのは、自身も所属していたユヴェントスの2018-19シーズンだ。当時のユヴェントスにはクリスティアーノ・ロナウドがいて、他にもFWパウロ・ディバラ、経験豊富なDFレオナルド・ボヌッチ、MFブレイズ・マテュイディらがいた。
ベスト16のアトレティコ・マドリード戦ではロナウドがハットトリックを記録して勝利を収めるなど悪くない流れだったが、準々決勝で伏兵にやられてしまった。当時快進撃を見せたアヤックスだ。
ベスト8のアヤックス戦ではロナウドが1stレグ、2ndレグの両方で1点ずつ決めたものの、2戦合計2-3で敗北。最終的にこのシーズンはリヴァプールが頂点に立ったが、ベルナルデスキはCL制覇のチャンスがあったと今も悔やんでいる。
「アトレティコとの2ndレグは僕だけでなく、チーム全体にとって完璧なゲームだったと思う。ここ10年のユヴェントスの中でも最高のゲームだったよ。キャリアでどの試合をもう一度やり直したいかと問われれば、次のアヤックス戦だと答えるね。あのシーズンはCLを制覇できると本気で感じていたんだけど、サッカーとは予測不可能なものだ」(『Sport Mediaset』より)。
当時のアヤックスにはMFフレンキー・デ・ヨングやDFマタイス・デ・リフトなどトップクラブに羽ばたいていったヤングスターが揃っていたが、ユヴェントスも実力では負けていなかったはず。

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