レアルで高給取りだったベイル Photo/Getty Images
分散投資を心がけた
トッテナムやレアル・マドリードで活躍した元ウェールズ代表のガレス・ベイル氏。レアル所属時は週給4400
万円ほどを稼いでいたともいわれ、サッカー界屈指の高給取りだったが、そんな彼でも引退後の生活に不安があったようだ。
2023年に引退した同氏は、現役時代から常に引退後の生活に不安を感じていたと『Front Office Sports』で明かした。
「プロスポーツを引退した人が破産するという記事をよく読むんだ。お金の管理の仕方も、いろんなことをどうしたらいいのかも知らない」
ベイル氏はなるべく質素な生活を心がけ、資産の分散投資を行っていたという。
「多くの人はきっと贅沢な暮らしを送っているでしょう。でも、僕はそうならないようにしている。サッカー選手を引退したあとの人生がどうなるか、常に考えていたんだ。引退したら給料がもらえなくなる。そのあと、どうやって生活を立て直すんだ?」
「だから、かなり早い段階から分散投資を心がけていた。常に、自分のお金をさまざまなものに投資するというアイデアを持っていた。柱が1本切り倒されても、建物全体が倒壊することがないようにね」
ベイル氏は引退後、地元カーディフでミニゴルフをテーマにしたバーを2件所有し、カーディフ・シティの買収に入札を行ったコンソーシアムを率いている。また、『TNT Sports』の中継で解説者として働いてもいる。
ベイルほどのお金持ちでも、やはり引退後は生活に不安を抱えるようだ。