レンジャースの指揮官を解任されたマーティン氏 photo/Getty Images
解任されてもショックを受けていない?
成績不振によりレンジャーズの指揮官を解任されたラッセル・マーティン氏。契約解除後の行動がファンの間で注目を集めている。
マーティン氏はスウォンジーやサウサンプトンでの指揮を経て、今季からスコットランドの名門レンジャーズの指揮官に就任した。新天地では王座奪還を目指すも、船出は非常に厳しいものに。リーグ戦では開幕7戦で1勝5分1敗と8位に低迷し、CLではプレイオフでクラブ・ブルージュを相手に2戦合計1-9の大敗を喫してしまう。その結果、今月6日に就任からわずか123日でクラブを去ることとなってしまったのだ。
あまりにも早すぎる解任劇。普通ならば大きなショックを受けていそうなものだが、マーティン氏はそうでもないのか。複数の英メディアが同氏の解任後の様子を伝えている。
英『Daily Record』によると、同氏は解任から48時間も経たないうちに湖でモデルの元恋人と水遊びを楽しむ姿を目撃されたとのこと。しかもその場所は、数週間前、チームの絆を深める一環として水泳をするために選手たちと訪れていたところだという。目撃者もこの行動に驚きを隠せず、「彼だなんて信じられなかった。とても幸せそうで、明るく、元気に見えた」や「ここ数日の出来事を考えても、彼はあまり落胆しているようには見えない」などと述べていた。
また、英『THE Sun』はグラスゴーの高級住宅街から引っ越しをするための準備を行うマーティン氏を取り上げた。
湖での水遊びは、これまでの緊張やストレスから解放され、少しでも気を休めるために行ったのかもしれない。ただ、チームはいまだに苦しい状況。ファンは元指揮官の行動に納得ができなかったのかもしれない。羽を伸ばすにはちょっと早すぎたか。