欧州での実績十分な名将ベニテス氏 Photo/Getty Images
N・フォレスト指揮官就任はなしか
リヴァプールやレアル・マドリードで辣腕をふるったスペイン人指揮官ラファエル・ベニテス氏が欧州サッカーに復帰するかもしれない。
英『THE Sun』によれば、ギリシャのパナシナイコスが2年半の契約を準備し、就任が目前だという。
オリンピアコスとタイトルを分け合うパナシナイコスはギリシャ屈指の名門で、リーグ優勝はオリンピアコスに次ぐ20回を誇り、CLの前身であるチャンピオンズ・カップでは決勝進出を果たしたこともある。しかし今季はルイ・ヴィトーリア体制で苦戦。2勝2分1敗でギリシャリーグ7位と低迷気味であり、クラブ首脳陣は指揮官の交代を決断したようだ。
2年半で総額1100万ポンドという巨額の報酬が用意される見込み。2024年にセルタの指揮官を退いてから監督職から離れていたが、再び欧州のクラブで指揮をとる可能性が高いようだ。
なお、先日CLのアーセナル×オリンピアコスでは、ベニテス氏がオリンピアコスおよびノッティンガム・フォレストのオーナーであるエヴァンゲロス・マリナキス氏とともにいるところが目撃されており、アンジェ・ポステコグルー体制で立て直しに苦労しているフォレストの指揮官就任があるのではないかと囁かれていた。しかしパナシナイコス指揮官就任となれば、その可能性は消えることになる。
リヴァプール時代にはCL優勝も経験した名将ベニテス氏。チェルシー時代にはELを制したこともあり、今季はELを戦うパナシナイコスの立て直しに期待がかかる。