レアル・マドリードのエンドリッキ photo/Getty Images
今季はいまだ公式戦出場なし
レアル・マドリードのエンドリッキが難しい時間を過ごしている。同選手は、今シーズンはここまで公式戦出場がない。
シーズン開幕前、クラブ首脳陣は出場機会を得るためにレンタル移籍で他クラブに行くことをエンドリッキに勧めたが、同選手はこれを拒否し、レアルに残ってレギュラー争いに挑むことを選んだ。現時点ではこの決断が裏目に出たと言わざるを得ない。
こうした苦境によって、エンドリッキは他クラブから再び獲得候補として注目されつつある。アメリカメディア『ESPN』によれば、フランスのマルセイユがレアルに対して来年1月からエンドリッキをレンタルできないか打診したという。また、スペインメディア『Fichajes』は、イングランドのニューカッスルもエンドリッキをレンタル移籍で獲得することを検討していると伝えている。
シャビ・アロンソ監督は、今月上旬に記者会見の場でエンドリッキについて尋ねられると、「エンドリッキはここ3週間ほどトレーニングでは良いパフォーマンスを見せている。彼は点を取るために多くのチャンスを必要としないファンタスティックな選手だ。同じポジションにライバルがたくさんいるが、彼にも出番は来るだろう」と語っていた。
レアルはヘタフェ戦(20日)、ユヴェントス戦(22日)、バルセロナ戦(26日)と代表ウィーク明けに立て続けに試合が組まれている。シャビ・アロンソ監督の言葉通りであれば、エンドリッキに出場機会が訪れるとしたらこの3試合のどこかになる可能性が高いのだが、果たしてチャンスを得ることはできるのだろうか。