プレミアのご意見番でもあるシアラー氏 Photo/Getty Images
やはり現状では力の差は明らかか
プレミアリーグ第8節では、リヴァプールとマンチェスター・ユナイテッドの伝統の一戦が行われる。
プレミアリーグ最大のライバル同士ともいわれる両者だが、近年の成績を見れば圧倒的にリヴァプールが優位であることは論を俟たない。
これは近年どれほどマンUが落ちぶれてしまったかを示す残酷な証拠の1つであり、リヴァプールが現在公式戦3連敗を喫していることを差し引いても、リヴァプールが優勝候補であることには変わりはない。一方、マンUは欧州カップ戦の出場権を得るかどうかも疑わしい。
ニューカッスルなどで活躍した元イングランド代表FWアラン・シアラー氏も、両者にはまだ圧倒的な力の差があると感じているようだ。『Betfair』の企画で行われたリヴァプールとマンUの合同イレブンの選出において、シアラー氏は11人のなかにマンUの選手を1人しか入れなかった。
シアラー氏はGKにアリソン・ベッカー、4バックに右からコナー・ブラッドリー、イブラヒマ・コナテ、フィルジル・ファン・ダイク、そして唯一のマンUからの選出であるルーク・ショーを左サイドバックに置いた。
ブルーノ・フェルナンデスですら選ばれることはなく、中盤はライアン・グラフェンベルフ、アレクシス・マクアリスター、ドミニク・ショボスライの3人。前線にはモハメド・サラー、コーディ・ガクポをウイングに、ウーゴ・エキティケを中央のストライカーとした。
「マンチェスター・ユナイテッドは、ポイントを得るために抵抗するだろう。それは間違いない。
やはり現状では力の差は歴然か。しかしマンUは今季初の連勝を記録し、波に乗りたいところ。アンフィールドでどこまで抗うことができるかに期待したい。