マンCでプレイするフォーデン photo/Getty Images
2023-24シーズンのパフォーマンスは見事だった
イングランドの世代別代表では絶対的な主役の1人であり、マンチェスター・シティでも多くのタイトル獲得に貢献してきたMFフィル・フォーデン。
このままイングランドサッカー界の中心選手になっていくと見られたが、現在イングランド代表での立場はかなり怪しいものとなってきている。
フォーデン個人のパフォーマンスが伸び悩んでいることに加え、25歳のフォーデンよりも下の世代が伸びてきた。レアル・マドリードMFジュード・ベリンガムでもスタメンに入れるか分からない状況で、負傷離脱中のチェルシーMFコール・パルマーも特別な才能の持ち主だ。
かつてアストン・ヴィラなどでプレイしたガブリエウ・アグホンラホール氏は、フォーデンに2023-24シーズンの頃の輝きを取り戻さなければ代表に戻れないと警告している。
「今季のフォーデンはリーグ戦5試合で1ゴール決めただけだ。彼はプレミアで19ゴール8アシストを決めた2023-24シーズンの時の調子を取り戻さないといけないよ。代表の序列ではフォーデンよりもパルマーが優先されると思う。選択肢はたくさんあるんだ。左サイドを見ればラッシュフォード、ゴードン、エゼ、グリーリッシュもこの争いに入ろうとしている。右にはサカ、マドゥエケ、ボーウェンもいる。フォーデンは2シーズン前の貯金に頼ることはできない。昨季も不振だったのだから。だからこそ2シーズン前の状態に戻らないと。
フォーデンはガレス・サウスゲイト前体制で結果を残せずに苦戦していた。ユース年代ではNo.1級の存在だったが、2026W杯のメンバー入りも危ういかもしれない。