スピード解任となってしまったポステコグルー Photo/Getty Images
リチャーズ氏、シアラー氏が批判
プレミアリーグ第8節で、ノッティンガム・フォレストとチェルシーが対戦。結果は0-3でチェルシーの勝利となった。
プレミアリーグの厳しい世界で、結果を出せない指揮官が解任されるのは仕方のないことかもしれない。しかし、わずか39日のスピード解任に同情の声もある。マンチェスター・シティなどでプレイしたマイカ・リチャーズ氏は、「本当に馬鹿げている」と『BBC』で語った。
「プレミアリーグで5試合、39日間プレイしただけで解任されるなんて、本当に馬鹿げていると思う。サッカーとして、彼らがどこへ向かっているのかわからない。結果が芳しくなかったことは理解しているが、監督が自身の哲学を浸透させようとしているという点では……。ヌーノ監督のときは守備的なチームだったが、アンジェ監督が攻撃的なチームを好むことはわかっていた」
元イングランド代表FWアラン・シアラー氏もリチャーズ氏に同調している。
「彼には同情する。オーナーも責任の一端を負わなければ。前任の監督とまったく違うシステムを持っていることを承知の上でこの監督を選んだはずだ」
ポステコグルー監督はプレミアリーグ史上、常任監督のなかでもっとも短命な監督となってしまった。昨季、一昨季のトッテナムやセルティックでの指揮を見れば、ポステコグルーがどのようなサッカーをするかは分かったはず。