ドルトムントのジョーブ・ベリンガム photo/Getty Images
2失点目に関与
ボルシア・ドルトムントのジョーブ・ベリンガムは、今年夏の補強の目玉としてサンダーランドから加入したにも関わらず期待通りのパフォーマンスを見せていないと以前から現地メディアによって批判されていた。
そしてその批判の度合いは、18日(現地時間)に行われたブンデスリーガ第7節バイエルン・ミュンヘン戦でさらに強くなった。
この試合に73分から途中出場したベリンガムは、78分に自陣ゴール前でこぼれ球をクリアしようとした際、バイエルンのマイケル・オリーセがクリアを阻止するために寄せてきていることに気づかずにボールを蹴ってしまい、これがオリーセに当たってゴールに。ドルトムントは痛恨の2失点目を許し、その後1点を返したものの1-2で敗れた。
試合後、ドルトムントのニコ・コバチ監督は「あれはジョーブの責任では全くない。彼はいなくてはいけない場所にちゃんといた。それに自分達のゴールに向かってボールを蹴ったわけではない」と語り、ベリンガムを擁護した。しかし、ドイツ紙『Bild』は試合後に6段階評価(1が最高、6が最低)の採点でベリンガムに最低点となる6という評価を下している。
また、ベリンガムは彼の母国イングランドでも批判に晒されている。イギリス紙『The Sun』は「ジュード・ベリンガムの弟はバイエルン戦でホラー映画のようなミスを犯し、伝統の一戦で相手にゴールをプレゼントした。彼は、穴があったら入りたかったかもしれない」と評し、ベリンガムがドルトムントの敗戦を招いたと指摘している。
ドルトムントは今回の敗北で首位バイエルンとの勝ち点差が7ポイントに開き、シーズン序盤にして優勝争いで厳しい状況になった。それだけにベリンガムに対する批判も当分の間収まりそうにない。

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