ユヴェントスのヴラホビッチ photo/Getty Images
複数のビッグクラブが獲得を熱望
新たなストライカーの補強を検討しているクラブにとって、ユヴェントスのドゥシャン・ヴラホビッチの名前は候補者リストから外せないだろう。身長190㎝の恵まれた体格に加えてまだ25歳と若く、ゴール前での決定力も抜群というヴラホビッチは、今シーズンもここまで公式戦9試合で4ゴールと順調に結果を出している。
ユヴェントスとの契約は来年6月末まで残っているものの、ここまで契約延長の発表はなく、来年夏にフリー移籍で他クラブに行くことが有力視されていて、既にバイエルン・ミュンヘンやバルセロナがそれぞれハリー・ケイン、ロベルト・レヴァンドフスキの後継者としてヴラホビッチの獲得を熱望しているとされる。
こうした中、トッテナムもヴラホビッチをエースストライカーとして迎え入れるために同選手の関係者と接触するなど、水面下で獲得に向けた動きを強めつつある。そして、このトッテナムからの誘いに対してヴラホビッチ本人もロンドン行きを検討し始めているという。
かつてはエヴァートンで会長を務め、現在はイングランドの複数のクラブで特別顧問を務めているキース・ウィネス氏もトッテナムをヴラホビッチ獲得の本命と見ている。イギリス系ポッドキャスト『Football Insider』の中で同氏は以下のように語っている。
「トッテナムはブラホビッチの行き先の候補の一つだが、私が聞いている限りでは彼もそちらに傾いているようだ。また、彼のトッテナム行きは、個人的には非常に有意義だと思っている。今のトッテナムを見ると、ストライカーのポジションに経験と実力を兼ね備えた選手がいないからね。ヴラホビッチは適任者だと思う」
「全てが決まるまでにはまだ時間がかかるが、もしかしたら来年1月には何かが起きるかもしれない。ヴラホビッチの心はトッテナムに傾いている。私は、彼はあのクラブに上手くはまると思っている」
早ければ年明けにもヴラホビッチの去就について動きがあるかもしれないとのことだが、果たして同選手はどのような決断を下すのだろうか。

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