ゴールが期待されるギェケレシュ Photo/Getty Images
一度踏ん張ったギェケレシュ
プレミアリーグ第8節、フラムとアーセナルの試合は0-1でアーセナルの勝利に終わったが、PKに関して物議を醸したシーンがあった。65分、ケビンがペナルティエリア内でブカヨ・サカを倒し、主審アンソニー・テイラーは一度はペナルティスポットを指差した。
このほか、実はもう1つPKになる可能性のあるプレイがあったと『Football Insider』が伝えている。56分、エリア内のヴィクトル・ギェケレシュにボールが入ったシーンだ。ホルヘ・クエンカがギェケレシュのマークについており、クエンカは明らかな接触でギェケレシュを倒したように見えた。ギェケレシュは倒されかかったが、一度踏ん張ってボールを追いかけようとした。しかし結局は足がついていかず、倒れてチャンスはなくなっている。
これは明確なファウルであり、アンソニー・テイラーは見逃したとプレミアリーグ元審判員のキース・ハケット氏は指摘した。しかしギェケレシュが踏ん張って倒されなかったために、テイラーはファウルを見逃したのだという。
「もし選手がすぐに倒れていたら、テイラー主審はペナルティスポットを指していただろう。アーセナルはペナルティキックを獲得できなかったのは不運だった」
しかし、ギェケレシュの判断を責めるのは難しい。今季加入で最前線を任され、まだゴールが足りていないと言われる状況で貪欲にシュートを狙いに行く気持ちは理解できる。結果的に惜しいチャンスを逃したかもしれないが、なんとしてもゴールを決めるという強い意思が表れたということでもある。
簡単に倒されてしまっては、ボールをキープできないFWだと認識されることにもつながる。しかし、もし数分後にレアンドロ・トロサールが決勝点を挙げていなければ、ギェケレシュの判断は間違っていたと批判されたかもしれない。倒されるべきか踏ん張るべきか、ときにストライカーは非常に難しい判断を強いられることになるようだ。

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