新戦力のデイビッドもまだ納得の活躍ではない photo/Getty Images
今夏にヴラホビッチを売却しておくべきだった?
前節のミラン戦(0-0)に続き、18日に行われたセリエA第7節のFCコモ戦でもゴールを奪えなかったユヴェントス(0-2)。
このゲームでは最前線で新戦力のジョナサン・デイビッドが先発したが、デイビッドは加入から8試合で1ゴールに留まっている。
同じく新戦力で、ベンチからゲームを眺めていたFWロイス・オペンダはまだ移籍後初ゴールがなく、ユヴェントスの前線は期待に応えているとは言い難い。
伊『Tuttomercato』によると、現役時代にインテルやアタランタでプレイしたニコラ・ヴェントラ氏は今夏にヴラホビッチを売却出来なかったことが補強戦略に響いたと語る。
「ユヴェントスは代償を払うことになったと思う。退団予定だったヴラホビッチを売却しなかったことで、真のターゲットだったコロ・ムアニを獲得するチャンスを逃したんだ。その結果、移籍市場終盤に慌てふためいて選手獲得に動き、本当に欲しかった選手を獲得できなかった。デイビッド、オペンダの2人は多くのゴールやアシストを決めてきたが、ユヴェントスでプレイするのは簡単ではない。そうした意味では、クラブにとって物事は順調に進んでいないね」
コロ・ムアニは今年1月から半年間パリ・サンジェルマンからのレンタルでユヴェントスに加わっていたが、今夏にはPSGへ戻り、現在はトッテナムにレンタル移籍している。
コロ・ムアニも今季の立ち上がりは負傷による離脱が続いているため、コロ・ムアニを完全移籍に切り替えていても結果は変わらなかったかもしれない。しかしオペンダとデイビッドの適応に時間がかかっているのは確かで、今夏の補強戦略はベストだったとは言えないか。

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