リヴァプールはスタメンを再考すべき!? スロット監督にサラー...の画像はこちら >>

調子上がらぬサラー photo/Getty Images

現在公式戦4連敗中

リヴァプールの指揮官アルネ・スロットは絶対的エースであるモハメド・サラーの起用法を考える必要があるという。

要塞アンフィールドでマンチェスター・ユナイテッドに負けたリヴァプールは現在公式戦4連敗中と思わぬ苦戦を強いられている。

フロリアン・ヴィルツやアレクサンデル・イサクなど新戦力のパフォーマンスが不安視されているが、同じく大きな懸念点となっているのがサラーの不調だ。

昨シーズン公式戦52試合で34ゴール23アシストという圧巻の数字を残したサラーだが、今シーズンはここまで公式戦11試合で3ゴール3アシスト。リヴァプールの絶対的エースがこれまで見せてきたパフォーマンスを考えると物足りない数字だ。

そんななか、リヴァプールOBであるジェイミー・キャラガー氏はサラーの起用法を再考すべきと語っており、今のパフォーマンスでは毎試合スタメンで出場させるべきではないと考えているようだ。

「モハメド・サラーが毎週必ず先発出場するべきではない段階にきている。 これは監督にとって今後の大きな課題になると思う。サラーはフィルジル・ファン・ダイクみたいに『チームシートの一番上』にいるべきではない。リヴァプールはこれからアウェイで2試合ある。CLのフランクフルト戦と、その後のブレントフォード戦だ。サラーは両方の試合でスタメン起用されるべきじゃないと思う」

「アンフィールドでは常に先発すべきだ。なぜならリヴァプールはボックスの周りで優位に立つだろうし、そういう状況で彼が得点することが多いからだ。でも、特にアウェイゲームでサイドバックを助ける役割を考えると、今のサラーの状態では、毎回スタメンで起用すべきじゃない」

「それで彼は納得するだろうか?おそらく無理だろう。
だが、ある年齢に達したら理解しなければならない。特に調子が悪い時、言い訳の余地なんてあるのか?ゴールを決めているのに、監督の戦術的な判断で外され、フラストレーションを感じるのとでは話が別だ。もしモハメド・サラーが次の2つのアウェイゲームのいずれかを外されたとしても、文句を言う立場にはないと思う」(英『Sky Sports』より)

もちろん、リヴァプールが公式戦4連敗しているのはサラーの不調だけが要因ではないが、キャラガー氏はスロットに大きな決断を下す時期が近づいていると話しており、結果が伴わないなら絶対的エースであってもスタメンから外す必要があると自身の見解を述べた。

サラーは今シーズンは公式戦11試合のうち10試合でスタメンを飾っており、そのうち9試合でフル出場を果たしている。

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