マンチェスター・シティのチェルキ photo/Getty Images
新10番だ
プレミアリーグ第8節マンチェスター・シティ対エヴァートンの一戦が行われ、2-0でホームチームが白星を挙げた。
前半は0-0と、どちらにも得点は生まれなかったが、後半シティのエースであるアーリング・ハーランドが2ゴールを挙げ、試合を決めた。
シティはプレミア第2節、3節で敗れ、序盤から勝ち点を落としたが、その後の5試合では無敗を維持している。
そんなエヴァートン戦では怪我で離脱していた選手が復帰しており、終盤出番を得たラヤン・チェルキもその1人だ。
今夏リヨンから加入したプレイヤーで、プレミア開幕戦ウルブズ戦でさっそく得点を挙げた。
約10分ほどの出番となったこの試合では得点にかかわることはなかったが、独特のタッチで試合に絡んでおり、好機を演出するチャンスメイクも披露している。
『TheGuardian』ではシティの指揮官であるペップ・グアルディオラ監督がチェルキの持つポテンシャルの高さに言及している。
「ラヤンは私がキャリアの中で見てきた中で最高のスター選手の1人だ」
「技術はトップクラス。ここからの課題は彼がどのように問題を解決していくのか、試合展開を読み解いていくのか、試合に必要な動きができるのかだ。彼はクラブW杯に出場したあと、少し休養をとっていた。彼の才能を考えると、彼にボールが渡れば状況はよくなると思う」
「彼はボールを受ける時、まるでプレッシャーを感じていない。まるでストリートプレイヤーのようだ。ただ、ボールをもらえないと不機嫌になる。彼はここに来てからまだ日が浅いんだ。
レンタルでクラブを離れたジャック・グリーリッシュの背番号である10を受け継いだチェルキ。前述したウルブズ戦で決めたゴールのようにすでに存在感は示しているものの、ここからそれを継続することはできるのだろうか。
22日に予定されているCLビジャレアル戦での活躍に期待したい。

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