アトレティコ戦でもセットプレイからゴールを奪ったアーセナル photo/Getty Images
短期決戦で計算しやすい武器
ミケル・アルテタ率いるアーセナルが磨き続けてきた武器の1つがセットプレイだ。今季もその強みは健在で、先日行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第3節のアトレティコ・マドリード戦でもセットプレイからのゴールがあった。
英『Metro』はこれが短期決戦において非常に大きな武器と取り上げていて、アーセナルのCL制覇も現実的ではないかとの見方を示している。
元リヴァプールDFで解説を務めるジェイミー・キャラガー氏も「リヴァプールVSアーセナルの試合を見ていた時も、アーセナルがコーナーキックの機会を得るたびに頭を抱えていた。こんなことは今までにないよ。コーナーを得るたびにゴールを決められるのではとの感覚なんてね」と語っていて、現在のアーセナルにセットプレイのチャンスを与えるのは極めて危険だ。
2023-24シーズンの開幕から数えると、アーセナルはセットプレイからプレミアで43ゴールを奪っている。これは同期間のプレミアリーグではエヴァートンの33ゴールに大きな差をつけてダントツの1位だ。DFガブリエウ・マガリャンイス、MFミケル・メリーノら高さで勝負できる選手が多く、今季はそこにスポルティングCPからFWヴィクトル・ギェケレシュも加わった。
特にマガリャンイスはセットプレイのターゲットマンとして脅威で、クラブOBのマーティン・キーオン氏は「彼が何をしてくるか分かっているが、止めることはできない」と称賛する。今のアーセナルのセットプレイは分かっていても止めるのが難しいレベルになっている。
「アルテタ率いるアーセナルでは依然として堅守とセットプレイが武器であり、これが待望のタイトル獲得への基盤となるのは明らかだ。対戦相手が苦戦する限り、これは武器であり続ける。アルテタはセットプレイの重要性を捨てるつもりはないだろうし、そうする必要もない。
同メディアはこうまとめており、堅守とセットプレイは短期決戦でこそ強みを発揮する。もちろんプレミアリーグのタイトルも狙っているだろうが、CLとのダブル制覇も夢ではない だろう。

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