横浜FMで好調の植中(左) photo/Getty Images
前線からのハイプレスでも存在感
横浜F・マリノスに所属する23歳FW植中朝日は2試合連続となるゴールを決めたが、謙虚な姿勢のようだ。
第35節の広島戦ではワンチャンスを逃さず、チームの先制点となるゴールを決めた植中は「プレッシャーをかけた上で自分たちのボールにできた。あのシーンでも井上選手が追い越してくれる動きをしてくれたことで相手が下がったりだとか、いろんな選手が関わったゴールだと思います」と、チームメイトと共に奪ったゴールだと強調。
さらに「(大迫選手が)蹴った時にこの軌道だったらマイボールになるんじゃないかなと思ったので、ラインをちょっと気にしていた」と、ゴールに繋がった準備の部分も明かした。
ゴールという結果でチームを勝利に導いた同選手だが、谷村海那との前線からのハイプレスも広島戦の勝利の大きな要因だ。植中は「前半終わった時に流石にきついなって思った」と本音を漏らしたが、「自分たちがやるしかないってのは2人で話しています」と覚悟を持ってプレスをかけていたという。
また3点目に繋がったCKも植中の粘り強いプレイから生まれた。前半から広島にボールを回され、体力的にもきつかったはずだが、「ハードな時間帯だったのでチームとして何が大事かなって思った時にうまく時間を使うプレイを選択した方がいいかなと思った」と語っており、植中は勝つことだけに集中していたようだ。
18位横浜FCとの勝ち点差を「5」に広げることに成功したマリノス。次節の結果次第では残留を決めることができるが、植中は3戦連続ゴールを挙げられるか。
一瞬の隙を逃さず
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) October 25, 2025
植中朝日がぽっかり空いたスペースから強烈な一振り
アシストの喜田拓也もお見事
明治安田J1第35節
横浜FM×広島
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