チェルシーの指揮官マレスカ photo/Getty Images
クラブW杯も影響しているのか
チェルシーの指揮官エンツォ・マレスカはプレミアリーグ第9節のサンダーランド戦の後、怪我人が多いことを嘆いた。
ホームにサンダーランドを迎えたチェルシーは、開始早々の4分にアレハンドロ・ガルナチョのゴールで先制したが、22分に追いつかれると、後半ATに痛恨の逆転ゴールを許し1-2で敗戦した。
そんなチェルシーではコール・パルマー、リアム・デラップ、レヴィ・コルウィル、ブノワ・バディアシルといった選手らが現在離脱中だが、試合にでている選手たちの中にもコンディションに不安を抱えている選手が多いようで、試合間のトレーニングに影響がでているという。
「ジョアン(ペドロ)は毎日練習できていない。怪我の問題で自分で少し調整しているからだ。モイ(カイセド)もエンソ(フェルナンデス)も全く同じだよ。残念ながら、何らかの問題で毎日練習できない選手が4、5人いる。それでも彼らは試合に出ようと努力しているんだ」(英『METRO』より)
サンダーランド戦ではジョアン・ペドロ、モイセス・カイセド、エンソ・フェルナンデスは揃ってスタメン出場。カイセドとエンソはフルでプレイし、ペドロも85分までプレイしていたが、身体的に不安を抱えたままで出場していたようだ。
チェルシーは今夏のクラブW杯で決勝まで進み、優勝した。同クラブはここ数年大型補強を続けて選手層を厚くしてきたが、夏から十分にオフが取れず、過密スケジュールをこなしていることがコンディションに不安がある選手が多い理由の一つかもしれない。
復帰が近づいている選手もいるが、これ以上新たな怪我人を出さないこともチェルシーにとっては重要だ。ミッドウィークにはカラバオカップ4回戦のウルブズ戦、週末にはトッテナムとのダービーが控えている。

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