ビディッチ(左)とファーディナンド(右)マンUを長く支えた photo/Getty Images
アーセナルの現コンビもTOP10入り
チームの守備はセンターバックだけで完成するわけではないが、それでもセンターバックコンビがもたらす安定感は重要だ。今季プレミア開幕から8試合で3失点に抑えている首位アーセナルでは、やはりウィリアム・サリバとガブリエウ・マガリャンイスのCBコンビの存在が大きい。
2人はすでにプレミアの歴史に名を残すコンビであり、安定感は抜群だ。今回情報サイト『Transfermarkt』は、プレミアリーグでの1試合あたりの平均失点が最も少ないCBコンビをランキング形式で紹介しているが、アーセナルのコンビはそこでも6位に入っている。
10位:ジェイミー・キャラガー&サミ・ヒーピア(リヴァプール/54試合/0.97失点)
9位:トビー・アルデルヴァイレルト&ヤン・フェルトンゲン(トッテナム/93試合/0.88失点)
8位:ジェイミー・キャラガー&ダニエル・アッガー(リヴァプール/55試合/0.84失点)
7位:ファン・ダイク&ジョエル・マティプ(リヴァプール/72試合/0.81失点)
6位:サリバ&マガリャンイス(アーセナル/93試合/0.78失点)
5位:ジョリオン・レスコット&ヴァンサン・コンパニ(マンチェスター・シティ/58試合/0.76失点)
4位:ジョン・テリー&リカルド・カルバーリョ(チェルシー/85試合/0.76失点)
3位:ソル・キャンベル&コロ・トゥレ(アーセナル/59試合/0.73失点)
2位:マーティン・キーオン&トニー・アダムス(アーセナル/97試合/0.73失点)
1位:リオ・ファーディナンド&ネマニャ・ビディッチ(マンチェスター・ユナイテッド/120試合/0.71失点)
ランキングはこの通りだ。それぞれのコンビで試合数に差があるが、やはり試合数と平均失点数で見てもマンUの2人は特別だ。プレミアのシーズン最少失点数となる15失点での優勝を決めた2004-05シーズンのチェルシーを支えたテリー&カルバーリョのコンビも凄かったが、継続期間ではファーディナンド&ビディッチの方が上だ。
サリバとマガリャンイスのコンビは今後もまだまだ続いていくはずで、将来的にはファーディナンド&ビディッチを超える評価を手にするかもしれない。そのためにもプレミアとCLのトロフィーが欲しいところだが、アーセナルは堅守を武器に2つのビッグタイトルを手にできるか。

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