セルティックを指揮していたロジャーズ Photo/Getty Images
変わった行動が目立つ人物だ
セルティック指揮官ブレンダン・ロジャーズが辞任に追い込まれた。今季はチャンピオンズリーグの本戦出場を逃しただけでなく、リーグ戦でもハーツの後塵を拝し、批判が高まっているところだった。
ロジャーズの辞任に伴い、オーナーのダーモット・デズモンド氏がロジャーズを「分裂的」で「利己的」だと批判したことが話題となった。ロジャーズは今季に向けた戦力補強に何度も不満を表しており、契約の延長に関しても返答を保留したままで、その態度は容認できないとデズモンド氏は語っている。
それを受け、英『Daily Mail』はロジャーズの過去の奇行に目を向けている。
ひとつは再婚にまつわることだ。2016年に14年間連れ添った元妻スーザンさんと離婚したロジャーズは、わずか68日後にリヴァプールの元旅行コーディネーターであったシャーロット・サールさんに公然とプロポーズした。ニューヨークのタイムズスクエアで、片膝をついているところを目撃され、写真に撮られている。ロジャーズは2013年にシャーロットさんと初めて会い、親しくなったとされているが、元夫と離婚手続き中だったシャーロットさんの家の近くにロジャーズのポルシェがよく停まっていたと近所の住民は証言している。
また、不動産投資にも手を出していたロジャーズは、ビジネスパートナーのジュディス・オヘイガン氏とともにアクリントンの住宅を荒れたまま放置したとして有罪判決を受けたことがある。約7万ポンドのテラスハウスの窓やドアは壊れたままで、庭にはゴミが散乱しており、ブラックバーンの治安判事裁判所は罰金の支払いを命じた。有罪判決を受けたとき、ロジャーズとオヘイガン氏は裁判を欠席していたという。
「空封筒」事件はサッカーファンにも知られている。
これはジョゼ・モウリーニョが考案した方法だと言われているが、ジョンソンはロジャーズはモウリーニョにはなれないと語っている。「彼には、まるでモウリーニョになろうとしているかのような癖がたくさんある。誰かが頑張りすぎているときって、わかるものでしょう。同じパンチ力がないんだ」とジョンソンは語った。
この辞任劇で、一気に株が暴落した印象のロジャーズ。次の職を見つけることはできるのだろうか。

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