まだまだリハビリ中 2024年バロンドールMFロドリがピーク...の画像はこちら >>

マンチェスター・シティのロドリ photo/Getty Images

29歳のロドリ

マンチェスター・シティにロドリが戻ってきたが、今季は負傷が続いており、以前のような鉄人ぶりには陰りが見えている。

ロドリはスペインのビジャレアルユース出身のMFで、トップチームデビュー後にアトレティコ・マドリードに移籍。

1年間プレイしたのち、2019年からシティに在籍している。

加入当初こそフェルナンジーニョの控えという立場だったが、時間が経つにつれて存在感を発揮し、攻守両面での活躍が期待できる欠かせない存在となった。

しかし、昨季の序盤に行われたアーセナル戦で膝を負傷。シーズンアウトの大ケガとなり、今年の夏に行われたクラブW杯で復帰を果たした。ただ、本調子とはほど遠く、リーグ戦直近2試合はメンバー外となっている。

『ESPN』はロドリがバロンドールを受賞した2024年のパフォーマンスを取り戻すのはいつになるのか、元アーセナルのメディカルであるコリン・ルーウィン氏の言葉とともに考えている。

「怪我は選手それぞれです。リハビリのプロセスも異なる。ファンはリハビリの最終段階がチームメイトとのトレーニングや試合へ出場するということだと理解していないのかもしれない。ロドリは何度か症状が悪化してしまっている。リハビリは最終段階の選手にとって厳しいものになり得る」

「前十字靭帯損傷の場合、ピッチに復帰するまで選手には約9か月ほどかかると伝えている。もう少し長くなる場合もあるが、少なくとも1年間は元の状態に戻ることはできない。
ピッチに復帰したら『(リハビリは)これで終わりだ、やり遂げた』と思うものですが、実際はそうではない」

ルーウィン氏の言葉を借りるとすると、ロドリはまだリハビリ中といえる。細かい負傷が続いており、パフォーマンスも以前と比較するのは難しい。

シティは今年中にロドリとの新契約締結を目指している。現在29歳、大怪我から復帰した選手との契約延長はリスクともいえるが、以前のような輝かしいパフォーマンスを取り戻すことはできるのだろうか。

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