バルセロナのカサド photo/Getty Images
怪我人続出の中で奮起
バルセロナはラ・リーガ第11節のエルチェ戦で3‐1の勝利を収めた。前節のレアル・マドリード戦で司令塔のペドリが負傷したことで中盤のポジションが目下の課題となっていたが、この試合ではマルク・カサドが6番で起用され、フレンキー・デヨングが一列上がったポジションに入った。
『MUNDO DEPORTIVO』はこの試合のカサドについて「いくつかの戦術的なミスを犯した」と指摘しつつも、「必要なことを理解していることを証明した」と評した。また、試合後のインタビューでハンジ・フリック監督はチームの緊急事態に尽力したフェルミン・ロペス、フレンキー・デヨングとカサドの三人を高く評価した。
「ペドリが素晴らしい選手であることは誰もが知っているし、我々は彼をすべての試合に出場させたいと思っている。今は彼がいないし、彼の不在をコントロールしなければならない。選手たちはよくやってくれた。この調子を続けなければならない。フレンキーは信じられないほどのレベルにあり、彼のパフォーマンスはすべての試合で素晴らしい。彼を8番としてよくやっていたし、カサドもそうだ。彼は6番のポジションとしてもそれをやっている」
「(2アシストの)フェルミンは非常に良いプレイを続けてきた。彼らは良いダイナミクスを持っており、チャンスやゴールに参加している」
リーグ戦では勝ち点5差で首位のレアル・マドリードを追走する中で、司令塔の不在は大きな痛手であることは間違いないが、それでも中盤の奮起はチームにとって大きな財産となっている。

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