賭博問題でパケタを逃したシティ 代役として獲得したマテウス・...の画像はこちら >>

マンチェスター・シティ行きが近づいていたと明かすパケタ photo/Getty Images

コンバートが成功した

23-24シーズンの夏の移籍市場ではヨシュコ・グヴァルディオル、マテウス・ヌネス、ジェレミー・ドク、マテオ・コヴァチッチの4選手を獲得したマンチェスター・シティ。4選手ともに現在までシティに在籍しており、直近のリーグ戦リヴァプール戦ではコヴァチッチを除く3人が先発している。



『Manchester Evening News』によると、シティは当時ヌネスではなく、別のMFの獲得を目指していたという。それが同じプレミアリーグに所属するブラジル代表のルーカス・パケタだ。

シティは8000万ポンドのオファーを提示してウェストハムからの獲得を計画していたが、パケタがFAから賭博規則違反の疑いで告発され、この移籍は白紙となっている。その後は告発に対する審問が続けられ、この夏に正式に無罪が言い渡された。

同メディアではシティ移籍が破談になった当時の状況をパケタが語っている。

「僕がシティに移籍するはずだったことは誰もが知っていると思う。FAから手紙を受け取るのが少しでも遅ければ移籍していたと思う。あの移籍は僕にとってキャリアにおける大きな飛躍のチャンスだった」

パケタが破談となり、当時のシティは移籍市場終盤にウルブズからヌネスを獲得している。ただ、その後はMFとして定位置を掴めず、移籍の可能性も報じられたが、昨季は右SBにコンバートされ、前述したリヴァプール戦では得意のクロスからアーリング・ハーランドの先制点をアシストしている。

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