ブレントフォードのチアゴ photo/Getty Images
エンベウモ移籍の穴を埋める活躍
近年の好調を支えた指揮官、そしてブライアン・エンベウモ、ヨアネ・ウィッサという得点源の2人を引き抜かれシーズンをスタートさせたブレントフォード。開幕前は彼らを降格候補とする声もあったが、プレミアリーグでは11試合を終えて勝ち点16の12位につけている。
ボトムハーフに沈んではいるものの、上位との勝ち点差はそれほど離れておらず、1試合の結果次第では上位進出も狙える位置だ。
そんなブレントフォードでエンベウモ、ウィッサに代わる新たな得点源となっているのがイゴール・チアゴだ。
24歳のFWで、2024年にベルギーからブレントフォードに加入しているが、初年度となった昨季は負傷の影響でほとんどプレイできず、ノーゴールに終わっている。
しかし、今季はノッティンガム・フォレストとの開幕節でゴールを決めると、そこからはコンスタントに得点を挙げている。第6節マンチェスター・ユナイテッド戦、第11節ニューカッスル戦で2ゴールを挙げ、総得点数は8。プレミアでの得点ランキングはアーリング・ハーランドに次ぐ2位となっている。
『TheGuardian』ではブレントフォードの得点源となったチアゴにスポットライトを当てており、彼のキャリアを振り返っている。
出身はブラジルで、13歳の時に父親が亡くなり、ゴミ収集やスーパーマーケットでのアルバイト、レンガ職人として働いて家計を支えていたという。
そこからは地元のヴェレFCでプレイし、クルゼイロへ移籍。18歳でトップチームデビューを果たし、2022年にブルガリアのルドゴレツに移籍して欧州に拠点を移している。
ここでは1シーズンで21ゴール11アシストを記録する大活躍でチームの優勝に大きく貢献。続くベルギーのクラブ・ブルージュでも素晴らしいパフォーマンスを披露し、ブレントフォードがクラブレコードとなる移籍金を支払って獲得している。
彼に求められたのはイヴァン・トニー、エンベウモ、ウィッサと近年のチームを支えた点取り屋たちの後を継ぐこと。昨季は怪我でシーズンを棒に振ることになったが、今季はその実力を示している。

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