W杯出場を喜ぶマクトミネイ(手前) photo/Getty Images
元代表監督のマクレイシュはマンチェスターへ飛んだ
先日行われた2026W杯欧州予選でデンマーク代表を撃破し、劇的な形でW杯出場を決めたスコットランド代表。キーラン・ティアニーの決勝ゴールに話題が集まりがちだが、スコットランドに勢いをつける先制点をバイシクルシュートで決めたMFスコット・マクトミネイのパフォーマンスも見逃せない。
昨季ナポリのスクデットに大きく貢献したマクトミネイは、スコットランドサッカー界の英雄だ。ナポリで得点力に磨きがかかり、それが今回のデンマーク戦でも発揮された。
欧州予選突破にマクトミネイの貢献は欠かせなかったが、英『The Telegraph』はスコットランドサッカー界は元マンチェスター・ユナイテッド指揮官ジョゼ・モウリーニョにも少しばかり感謝すべきかもしれないと伝えている。
マクトミネイはイングランドのランカスター出身の選手だが、父親がスコットランドのヘレンズバラ出身だ。マクトミネイ自身は当初よりスコットランド代表でのプレイを望んでいたようだが、当時マンUの監督だったモウリーニョがスコットランド側に早く招集した方がいいとコンタクトを取ったのだという。
マクトミネイをスコットランド代表デビューさせた当時の代表監督アレックス・マクレイシュは、マクトミネイとのコンタクトを次のように振り返っている。
「スコットランド国民はモウリーニョにも少し感謝すべきかもね。ジョゼはイングランドサッカー界がマクトミネイを見逃す可能性があるため、早いうちに連絡を取るべきだと言ってくれた。それでマクトミネイに会うためにマンチェスターへ向かう計画を立てたんだ。マンチェスターに着いてからモウリーニョと連絡を取ったが、彼はとても親切だった。マクトミネイが乗り気なのは感じていたけど、説得に時間がかかるかと思っていた。でもマクトミネイはスコットランド代表で戦いたいとの意志を示してくれた。私が会いに行ったことを喜んでくれたのかもしれないけど、これまでで最も価値のある旅だったと思う」
2018年の代表デビューから7年。マクトミネイはスコットランドのエース格となり、1998年大会以来となるW杯出場を掴むことになった。
Just sat here watching Scott McTominay's goal on repeat#EQGOTR | @AlipayPlus pic.twitter.com/mkcQdYl9Bp
— UEFA EURO (@UEFAEURO) November 20, 2025

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