ハーランドがゴールを量産しても、ブラジルの元祖怪物ロナウドの...の画像はこちら >>

マンCでゴールを量産するハーランド photo/Getty Images

ハーランドの方が得点力は上かもしれないが……

2026W杯欧州予選では全試合でゴールを挙げ、所属するマンチェスター・シティでもゴールを量産。FWアーリング・ハーランドの得点ペースは異次元と呼べるレベルにある。



ワールドクラスの決定力を備えているのは確かだが、それでも元ブラジル代表の元祖怪物FWロナウドの領域には届いていないと語ったのは、ワトフォードなどで活躍したトロイ・ディーニー氏だ。

これはロナウドとはタイプが異なるという意味だが、ディーニー氏はロナウドが何でも出来るストライカーだったと語り、ゴール前での決定力に特化したハーランドとはタイプが違うとの考えだ。

「彼はR9(ロナウド)のような選手ではないよ。ゴール数は関係ないんだ。サッカーをプレイした者なら誰もが同じことを言うだろう。ロナウドは何でも出来た。出来ないことは何もなかった。中盤に下がってボールを受け、そのままドリブルで走り抜ける。世代を比べるつもりはないが、ハードなタックルを仕掛けてくる選手たちを彼は軽々と抜き去っていくんだ。膝の手術も2回受けた。それでもCLのマンチェスター・ユナイテッド戦でハットトリックを決め、拍手喝采を浴びる。彼のやっていたことは本当にレベルが違うんだ」

「もちろんハーランドも素晴らしい。
しかし彼はマイケル・オーウェンやアンディ・コールのような選手と見ている。優れたゴールゲッター、ハーランドはまさにそのカテゴリーの選手だ。ロナウドについて語るなら、過去のレジェンドたちも皆が彼を最高と言っている。彼は何でも出来たのだからね」(『TalkSport』より)。

ハーランドはロナウド以上の決定力を備えているかもしれないが、当時の元祖怪物をリアルタイムで見ていた人にとってはロナウドの方がインパクトは大きいか。



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