イサクまたも大苦戦、地元紙も酷評 「監督の賭けを正当化できな...の画像はこちら >>

リヴァプールへ移籍したイサク Photo/Getty Images

シュートわずか1本

プレミアリーグ第12節、リヴァプールとノッティンガム・フォレストのゲームはホームチームが3失点を喫し、大敗に終わった。これでここ7戦6敗となり、リヴァプールは暫定で11位まで順位を落としてしまった。



今夏加入したFWアレクサンデル・イサクは先発出場したが、タッチ数はチーム最低の14タッチ、シュートわずか1本(枠内0)という結果に終わった。存在感を示せないまま68分にフェデリコ・キエーザと交代している。

地元紙『Liverpool ECHO』はイサクのパフォーマンスを酷評。アルネ・スロット監督の賭けは失敗し、事実上のストライキを行ったニューカッスルでのプレシーズンの代償を選手もクラブも払い続けていると報じている。

「今のイサクはリヴァプールの苦境の責任を負っているわけではない。クラブ史上最高額の移籍金で獲得したイサクは、まだ完成していない大きなパズルのピースにすぎず、スロットは未だそのパズルを解き明かそうとしている。しかし彼は監督の賭けを正当化することができず、彼の目立たないプレイは、そもそもアンフィールドへの移籍を勝ち取った(かつての)調子を示すために、どれだけ努力する必要があるかを改めて示しただけだった」

チームがリードを許したあとも、イサクがゴールを脅かすシーンは見ることができなかった。チームの調子が悪いことがイサクのフィットを妨げているのか、それともイサクの調子の悪さが足を引っ張っているのか。どちらにしても多大な移籍金で獲得したこのストライカーをどう活かすかは喫緊の課題となっている。

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