依然としてポルトガル代表のエースであるC・ロナウド photo/Getty Images
絶大な信頼を寄せる
ポルトガル代表指揮官ロベルト・マルティネス監督は40歳になった今もクリスティアーノ・ロナウドが同国代表の絶対的スタメンであり続ける理由を話している。
大ベテランになったロナウドは今シーズンも公式戦12試合で11ゴールと得点を量産しているが、度々ポルトガル代表では世代交代を求める声が挙がっている。
確かに今のポルトガル代表にはブルーノ・フェルナンデス、ジョアン・ネヴェス、ベルナルド・シウバ、ラファエル・レオンといった多くのスター選手がいるが、ロナウドの得点力は抜群。同選手に代わる点取り屋はまだポルトガル代表にはいないと言えるが、マルティネス監督がロナウドを起用し続ける理由は得点力だけじゃないという。
エヴァートンでも監督を務めたことがある同監督はプレミアリーグ第12節のマンチェスター・ユナイテッド対エヴァートンの試合に解説者として呼ばれると、なぜ彼がポルトガル代表で依然として定位置を確保しているのかを質問され次のように答えた。
「誰もが意見を持っていると思う。我々が勝った時、クリスティアーノが1ゴールか2ゴールを決めると、マスコミは『ロナウドがいない時、どうするつもりだ?チームはクリスティアーノに依存しすぎている』という。彼が得点しなかったら、『チームに40歳の選手がいるのに、どうやって勝つんだ?』と言われる。でも、我々にとってはもっと簡単だ。彼はここ13試合で25ゴールを決めているからプレイしているんだ」
「彼の記録は驚異的だ。トレーニングキャンプに現れると、彼はまさにプロフェッショナリズムの模範だ。自己管理を徹底し、日々を成長に費やす。そして代表チームでプレイする誇りを胸に抱いている。史上ただ一人、226試合に出場した選手なのだ」
「今は彼の振る舞いが全てだ。
また同監督は「彼は誰かのためではなく、自分のためにやっている。私たちは彼のハングリー精神を分析することは決してないが、彼は私がこれまで見てきた選手の中で最も強いハングリー精神を持っている」とも話しており、ロナウドのあくなき向上心がチームに与える影響は唯一無二だという。
来年には史上初となる6大会目のW杯に挑むロナウド。アイルランド戦での肘打ち退場の処分が注目されていたが、25日には残り2試合は1年の執行猶予つきなると発表され、W杯は初戦から出場できることとなった。
2月には41歳となるロナウドだが、来年のW杯ではどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、楽しみだ。

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