レッドカードが提示されたDFアラウホ photo/Getty Images
アラウホの退場で試合が決定的に
現地時間25日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第5節にてバルセロナはチェルシーと対戦。試合は3-0でホームのチェルシーが勝利を収めた。
この試合の決定打となったのはDFロナルド・アラウホの退場だろう。32分に審判への抗議で1枚目のイエローカードが提示され、44分にはDFマルク・ククレジャに対してアフタータックルを仕掛けて2枚目のイエローで退場。後半からは11人のチェルシーが10人のバルセロナを攻め立てる展開となり、バルサは一矢報いることもできずに完敗した。このアラウホの退場に現地メディアも酷評し、『MARCA』の記者アドリアン・ベネディクト氏は「もうバルサの重要な試合に出ることはない」と発言。同じく同記者セルジオ・セルケイラ氏は「またしてもロナルド・アラウホの過剰な行動が注目を集めている……。彼は少しでも重要な試合に出場させるとチームを台無しにしてしまう選手だ」と強く批判した。
アラウホのミスは今回が初めてではない。遡れば23−24CL準々決勝PSG戦の2ndレグ。1stレグPSGホームの試合を3−2で勝利したバルサはこの試合の序盤にも先制点を決めて2点リードする良い展開だった。だが29分にアラウホの不用意なファウルで一発退場となり、以降4点捲られて準々決勝敗退となった。現在SNSにて、この試合の後の当時所属していたMFイルカイ・ギュンドアンの発言が再び脚光を浴びており、当時ミスしたアラウホに対しインタビューにて「あのような場面はゴールキーパーにチャンスを与えるべきだった。最悪失点しても構わない。
アラウホは翌年のCL準決勝インテル戦2ndレグでも2失点に絡んでいる。またアラウホだけでなくバルサはここ数年で重要な試合でのやらかしが多く、昨シーズンのCLリーグフェーズ初戦のモナコ戦でもDFエリック・ガルシアが同じような展開で退場となり敗戦。今年1月のスーペルコパ決勝ではGKヴォイチェフ・シュチェスニーが後半開始早々に退場。この試合は勝利したが、あまりにも自分たちのミスからピンチを招く展開が多いことから、同メディアは別の記事にて「バルサは過去の過ちから学ばない。特にここ最近の試合ではカードの増加が著しく、それが最終的に大きな代償を払っている。この問題は十分に解決されておらず、チームはヨーロッパで再びそのツケを払うこととなった」と記していた。

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