今季は調子が上がらないサラー photo/Getty Images
昨季とは別人に
30代に突入した選手をどこまで信頼するのか。これはサッカー界で何度も議論のテーマとなってきた。
今年6月に33歳を迎えたリヴァプールFWモハメド・サラーについてはどうだろうか。サラーは昨季プレミアリーグで29ゴール18アシストと大暴れし、チームのリーグ制覇に大きく貢献。昨季限りでリヴァプールを離れる話も進んでいたが、昨季の成績からクラブはサラーとの契約延長に動いた。
4月には2027年までの契約延長が合意に達し、サポーターは安堵したに違いない。ところが、今季のサラーは昨季と別人のようになってしまっている。チーム全体の調子が上がっていないこともあるが、サラーもここまでリーグ戦で4ゴール2アシスト、チャンピオンズリーグでも5試合で1ゴール1アシストとペースが上がらない。
昨季のサラーはチームの救世主だったが、『Forbes』は「今季はサラーが問題の一部になっている」と伝えている。ここまで極端な結果になるとはリヴァプール側も予想外だっただろう。
「サラーがアンフィールドでさらに2年間プレイを続ける契約にサインしたのは僅か7ヶ月前のことだ。しかし今となっては、この決断は誤ったものだったようだ。全体的なパフォーマンスの水準はリヴァプールでのキャリアにおける他のどのシーズンよりも悪い」
同メディアはこのように伝えており、サラーの苦戦は大きな痛手だ。今夏にウーゴ・エキティケやフロリアン・ヴィルツといった豪華新戦力を加えたとはいえ、それでもリヴァプール攻撃陣の中心は右ウイングのサラーと考えられてきたからだ。
今季リヴァプールはCLのリーグフェーズ第3節でフランクフルトに5-1で勝利しているが、同メディアはこのゲームが今季ここまでのベストゲームだったと見ている。特長的なのは、サラーがスタメンから外れていたことだ。1試合だけで判断することは出来ないが、サラーがベンチスタートのゲームでスムーズに攻撃が機能したというのも複雑だ。
来月21日より、モロッコでアフリカ・ネイションズカップがスタートする。サラーはエジプト代表選手として参戦予定で、この期間リヴァプールを離れることになる。本来であればチームにとっての緊急事態となるはずだが、サラー不在時にチーム状況が好転するかどうかは1つの注目ポイントになりそうだ。

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