ゴールを決めたザークツィー photo/Getty Images
指揮官の賭け的中
マンチェスター・ユナイテッドはクリスタル・パレスに2-1で勝利し、前節エヴァートン戦での敗戦から見事に立ち直った。前半を0-1で折り返す厳しい状況だったが、ハーフタイムでのルベン・アモリム監督の指示が功を奏し、後半に逆転劇を演じたと『Manchester Evening News』は伝えている。
同紙は、前節から不調が指摘されていたジョシュア・ザークツィーを起用し続けるというアモリム監督の「勇敢な決断」を称賛している。この采配に応える形で、ザークツィーは後半に強烈なシュートを叩き込み同点ゴールを記録。メイソン・マウントの決勝ゴールと合わせ、指揮官の判断の正しさが証明された。
同メディアはザークツィーについて「シュートはディーン・ヘンダーソンを破るに十分な強さがあり、期待通りの一撃だった。ボローニャから加入して以来、ストライカーらしい決定力を見せる場面は少なかったが、今後もあのようなゴールを重ねられれば評価は揺るぎない」と高く評価している。
前節のエヴァートン戦では衝撃的なパフォーマンスを見せたユナイテッドだが、ザークツィーのゴールはアモリム監督のチーム運営への信頼を回復させ、今後の戦い方に明るい光を差し込むものとなっただろう。今後に期待が集まる。

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