リヴァプールでプレイするサラー photo/Getty Images
前節ウェストハム戦ではサラーを外して勝利
先日行われたプレミアリーグ第13節でウェストハムを2-0で撃破し、ひとまず嫌な流れにストップをかけたリヴァプール。このゲームで特長的だったのが、なかなか調子の上がらないFWモハメド・サラーをベンチとしたことだ。
昨季はリーグで29ゴール18アシストと大暴れだったサラーだが、今季は明らかにペースが落ちている。指揮官アルネ・スロットは開幕からサラーに信頼を寄せてきたが、前節のウェストハム戦ではついにサラーをスタメンから外す決断を下した。
英『Football365』によると、元イングランド代表FWエミール・ヘスキー氏はこの1試合だけで判断は出来ないとしつつも、33歳を迎えたサラーのスピードが衰えてきた可能性はあるとコメントしている。
「ウェストハム戦の結果からサラー不在の方が調子が良いと考えるのは簡単だ。しかし、彼の重要性を忘れてはならない。今は良いプレイが出来ていないが、シーズン後半に復調して違いを生む可能性はあるからね。彼のような選手をあっさりと見限ることは出来ないよ。いずれにしてもサラーは間もなくアフリカ・ネイションズカップに参戦するため、リヴァプールは彼無しで戦わないといけない。サラー抜きでどう戦っていくか、監督は計画を立てないと。サラーを外したからといって、全てが変わるとは思えない」
「しかし、彼の年齢になれば徐々にあらゆることが失われていくのも事実だ。上手くいかないなら、プレイスタイルを変えていく必要がある。上手く変化していった選手もいる。
サラーの場合はウイングの選手のため、相手DFを振り切るスピードは必須だ。33歳を迎えて一瞬の加速が衰えてきたのであれば、サラーが昨季のようにプレミアでゴールを量産していくのは厳しいかもしれない。

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