現在ライプツィヒは絶好調だ photo/Getty Images
前節はフランクフルトを6発粉砕
現在ドイツ・ブンデスリーガは王者バイエルンが12勝1分と圧倒的な強さを見せており、早くも独走状態だ。バイエルンがリーグNo.1の強さを誇っているのは明らかだが、それに続くNo.2はどこだろうか。
開幕前はフランクフルト、ドルトムントが有力候補だったが、ここへきて急激に評価を上げてきたのがライプツィヒだ。
先週にはフランクフルトを6-0のスコアで粉砕しており、現在ライプツィヒはリーグ2位につけている。その強さの秘訣は、フレッシュな若手選手たちだ。
今夏にはMFシャビ・シモンズがトッテナムへ、FWベンヤミン・シェシュコがマンチェスター・ユナイテッドへ向かうなど一部主力が抜けており、ライプツィヒには戦力低下の懸念があった。しかし、ライプツィヒはそれを得意の若手育成でカバーしている。
『ESPN』はライプツィヒが原点回帰を果たしたと取り上げている。フランクフルト戦でハットトリックを記録した19歳のコートジボワール代表FWヤン・ディオマンデはその象徴的存在で、今夏にスペインのレガネスから加わった選手だ。
ディオマンデは右サイドからの仕掛けを得意とする選手だが、逆の左には20歳のノルウェー代表FWアントニオ・ヌサ、最前線には今夏スポルティングCPから加えた20歳のデンマーク代表FWコンラッド・ハーダーが構える。この前線トリオは若手のスカウティングと育成を得意とするライプツィヒらしい構成と言える。
残念ながら負傷離脱してしまったが、昨夏にシャルケから獲得した19歳のドイツ人MFアサン・ウエドラオゴも順調に伸びており、ライプツィヒは楽しみな若手集団となっている。
彼らをリードする中堅世代のオーストリア代表MFクリストフ・バウムガルトナー(26)の活躍も見逃せず、MFながら今季リーグ戦で早くも6ゴールを奪っている。
昨季は残念ながら7位に沈んだが、今季は欧州カップ戦出場権を手にできるかもしれない。

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