ここへ来てパフォーマンスが下降気味の菅原由勢 ブレーメンも3...の画像はこちら >>

ブレーメンの菅原由勢 photo/Getty Images

次節は真価の問われる一戦

ブレーメンは、14日(現地時間)にブンデスリーガ第14節でシュツットガルトと対戦する。ブレーメンは現在勝ち点16で11位につけていて、ヨーロッパの各大会への出場権が得られる6位圏内をめぐる争いに踏みとどまるために勝ち点3がどうしても必要な状況となっている。



その大事な試合に向けて、ブレーメンでは菅原由勢の状態が懸念材料になっている。

菅原は今年夏にサウサンプトンから期限付き移籍で加入し、右サイドバックのレギュラーとしてブンデスリーガではここまで全試合に先発出場している。しかし、11月23日に行われた第11節ライプツィヒ戦(0-2)以降、不用意なミスが目立つなど菅原のパフォーマンスは下降気味になっていて、前節ハンブルガーSV戦(2-3)では菅原のサイドを再三にわたって崩されていたことから『Bild』や『Kicker』といった現地メディアは試合後の採点で菅原に対してチーム最低となる評価を下していた。

こうした菅原の状態についてはブレーメンの首脳陣も把握しているようだが、同クラブのトップチームの統括責任者であるペーター・ニーマイヤー氏は『Bild』の取材に対して、「前節のハンブルガーSV戦は彼にとって非常に負担の大きい試合だった。しかし、それでも我々は彼の仕事ぶりに満足している。パフォーマンスにちょっとした波があるというのは普通のことだよ」とコメントし、菅原を擁護している。

14日に対戦するシュツットガルトでは左サイドのジェイミー・レヴェリングが攻撃の牽引役であり、彼と対峙することになる菅原のパフォーマンスが勝敗に大きく影響を及ぼすことになりそうだ。

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