日本の若き大型FW後藤啓介の予想を超える活躍に所属元アンデル...の画像はこちら >>

シント・トロイデンで結果を出している後藤 photo/Getty Images

すでにリーグ戦では5ゴール

13日、ベルギー1部のジュピラー・プロ・リーグ第18節でアンデルレヒトとシント・トロイデンが激突する。このカードを前に話題を集めたのは、アンデルレヒトからレンタルでシント・トロイデンに加わっている20歳の日本代表FW後藤啓介だ。



後藤は出番を求めてシント・トロイデンへ向かったが、その活躍ぶりはアンデルレヒトの予想を超えるものだ。ここまでリーグ戦では5ゴール、国内カップ戦でも2ゴールを挙げていて、その活躍から先月には日本代表デビューまで果たした。

何よりシント・トロイデンそのものが好調だ。現在はシント・トロイデンが2位、ベルギーを代表する名門の一角であるアンデルレヒトは4位となっていて、アンデルレヒトの方は17試合で23ゴールと攻撃陣が湿りがちだ。

アンデルレヒト指揮官ベスニク・ハシも後藤の活躍をきっちりと把握している。今回のシント・トロイデン戦を前に後藤の調子に問われたハシは、今冬の復帰も歓迎とコメントしている。

「(1月復帰なら)彼を歓迎するよ。今のチームには競争相手が不足している。もし後藤が戻ってきたら、去った時とは彼の立場は違ったものになるだろう」(『Voetbal Primeur』より)。

アンデルレヒトにとって後藤の流出は痛手となりつつあり、来季にはアンデルレヒトの1番手FWになれるかもしれない。191cmのサイズを誇る大型ストライカーの後藤は日本サッカー界にとっても楽しみなFWで、ベルギーで着々と評価を上げている。



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