バイエルンでプレイするライマー photo/Getty Images
ユーティリティプレイヤーとして貢献中
2023年にライプツィヒからバイエルンに加入してから2年半。オーストリア代表MFコンラッド・ライマーがバイエルンでここまで重要な存在になると予想できていただろうか。
決して派手なタイプの選手ではないが、与えられた役割を黙々とこなしてくれる職人気質な選手として頼りになる。最大の魅力はユーティリティ性にあり、ライマーはバイエルンで中盤から右サイドバックまでこなしている。
ライプツィヒ時代は中盤に入ることが多く、通算190試合のうち右サイドバックに入ったのは24試合だけだ。しかしバイエルンでは右サイドバックに入る機会が増え、112試合のうち74試合で右サイドバックに入っている。
時間を重ねるごとに攻撃に絡む機会も増え、前節シュツットガルト戦ではオシャレなヒールシュートも決めてみせた。
ライマーとクラブの契約は2027年までとなっているが、28歳という年齢を考えても契約延長一択だろう。すでに契約延長交渉は始まっているようだが、ライマーはまず目の前のゲームに集中していきたいとコメントしている。
「落ち着いているよ。とりあえずサッカーに集中する。最高のPRは常に良いプレイをすることだからね」(『Sport1』より)。
バイエルンはライマーをフリーで獲得しており、これは大正解だったと言える。

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