ニューカッスルのラッセルズ photo/Getty Images
サンダーランドのホーム開催
プレミアリーグ第16節ではサンダーランド対ニューカッスルのタイン・ウェア・ダービーが行われる。
このダービーはサンダーランドが長らくトップリーグを離れていたこともあり、リーグ戦での開催は2016年3月以来、約9年9カ月ぶりとなる。
近年はニューカッスルが買収されたことで資金力がアップし、今季はCLにも出場している。そのため両チームの差は大きく開いたかに思われたが、サンダーランドの大型補強、ニューカッスルの不調により、サンダーランドがリードしてダービーを迎えることになった。
『transfermarkt』では前回のダービーに先発した選手をそれぞれ挙げ、この約10年間でどのような変化があったのか振り返っている。
当時のニューカッスルのシステムは[4-4-2]。2トップは前述したミトロヴィッチと現在はビジャレアルに在籍するアジョセ・ペレス。中盤はジョンジョ・シェルヴェイ、ジョルジニオ・ワイナルドゥムのダブルボランチ、CBは現在もチームに在籍するジャマール・ラッセルズがいる。
両チームを通じて当時を知るのはこのラッセルズのみ。2014年からニューカッスルに在籍しており、今季はベンチ外が多く、プレミアでの出番は2試合のみとなっている。
サンダーランドは[4-3-3]。デフォー、ファビオ・ボリーニ、ワフビ・ハズリの3トップ。ハズリは元チュニジア代表で、すでに現役を退いている。
中盤はジャック・ロドウェル、ヤン・キルヒホフ、ヤン・エムヴィラの3センター。最終ラインのパトリック・ファン・アーンホルトはチェルシーアカデミー出身の左SB、サンダーランド退団後はクリスタル・パレスに移籍している。
当時のイレブンの市場価値の合計はニューカッスルが1億ユーロ、一方のサンダーランドは5300万ユーロと倍の差があった。
2025年でもその差は変わらず、保有する全選手の市場価値の合計はニューカッスルが7億ユーロ、サンダーランドが3億6000万ユーロとなっている。
ただ、今季のサンダーランドは勢いのあるチームであり、どちらが勝ち点3を積み上げるのだろうか。

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