レアルのヴィニシウス(右)とムバッペ(左) photo/Getty Images
敵地で苦しみながらも勝ち点3奪取
14日(現地時間)、ラ・リーガ第16節でアラベスとレアル・マドリードが対戦し、2-1でレアルが勝利を収めた。
試合は公式戦2連敗中のレアルが序盤からボール支配率で上回って優位に立つが、アラベスの組織的な守備を前に決定機を作り出すことができない。
そうした中、先発に戻ってきたキリアン・ムバッペが均衡を破る。24分、自陣でのボール奪取からレアルは素早くカウンター攻撃に移行し、ボールは前線左サイドにいたムバッペへ。同選手はここから中に若干カットインした後、右足でカーブをかけたシュートをファーサイドに蹴り込んで先制点をマークし、得意の縦に速い攻撃でレアルがリードを奪って前半を終える。
1点ビハインドとなったアラベスは、後半に入ると高い位置からの守備によってボールを奪いに行くなど、同点をめざして前半よりも積極的な試合運びを見せる。その流れの中で途中出場のカルロス・ビセンテが貴重な同点ゴールをチームにもたらす。68分、ビセンテが後方からのパスに反応してレアル守備陣の背後に抜け出し、レアルの守護神ティボー・クルトワと1対1の状況に。ここでビセンテが確実にシュートを決め、アラベスが1-1のタイスコアとする。
しかし、レアルもすぐさま反撃に転じる。76分、自陣でのボール奪取から前線左サイドのヴィニシウス・ジュニオールにボールが渡り、同選手は縦方向にドリブルで突破を図ってからゴール前にグラウンダーの折り返しを供給。これを走り込んできたロドリゴが押し込み、レアルがまたしてもカウンター攻撃からゴールを奪って勝ち越しに成功する。
結局試合はこのまま2-1でタイムアップとなり、公式戦2連敗中だったレアルが敵地で勝ち点3を手にした。
[スコア]
アラベス 1-2 レアル・マドリード
[得点者]
アラベス
カルロス・ビセンテ(68)
レアル・マドリード
キリアン・ムバッペ(24)
ロドリゴ(76)

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