今季、モナコで選手として復帰したポグバ Photo/Getty Images
ラクダレースに魅せられたポグバ
マンチェスター・ユナイテッドやユヴェントスで活躍し、現在はリーグ・アンのモナコでプレイするMFポール・ポグバ。今年5月にジュエリーブランド『UNBREAKABLE』を発表したことも話題となったが、また新たなビジネスに着手したようだ。
『THE Sun』は、ポグバが中東のキャメル(ラクダ)レーシングチーム『アル・ハブーブ』のアンバサダー兼株主に就任したと報じている。
アル・ハブーブはバーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア、そしてUAEからなる、いわゆる湾岸協力会議諸国のレースに出場するチームだ。彼らには、世界初のラクダレースのプロリーグを立ち上げる計画があるという。
アラビア半島におけるラクダレースの歴史は古く、少なくとも7世紀にまで遡るという。一流の選手ともなれば、500万ドル(380万ポンド)相当の市場価格がつくと同紙は報じている。ポグバはInstagramを通じて、次のように述べた。
「アル・ハブーブ・キャメルレースチームに株主兼アンバサダーとして参加し、スポーツ界の歴史的な瞬間に立ち会えることを誇りに思います。ともに歴史を作りましょう!」
「私の情熱が本格的に芽生えたのは、ここ数年で中東で過ごす時間が増えたからです。ここに来るたびに、国の文化や人々、伝統にますます興味をそそられることになりました。ラクダレースの話は、会話の中や地元のイベント、旅をしているときに目にする小さなことの中にも頻繁に出てきました。それで、ちゃんと調べてみました。知れば知るほど、どんどん面白くなっていったんです。
ドーピング違反により長期の出場停止を言い渡されていたポグバだったが、その間に見識を得ていた様子。彼を夢中にさせたラクダレースがどのような発展を遂げるのか、興味深いところだ。
※電子マガジンtheWORLD312号、12月15日配信の記事より転載

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