伊東純也、横山歩夢所属のヘンク、神戸を率いたドイツ人指揮官を...の画像はこちら >>

解任されたトルステン・フィンク監督 photo/Getty Images

昨夏に就任

伊東純也と横山歩夢が所属するベルギー1部のKRCヘンクは15日、ドイツ人指揮官のトルステン・フィンク監督を解任したと発表した。

昨年の夏に就任したフィンク監督は就任初年度のレギュラーシーズンを首位で終え、チャンピオンシップ・プレイオフでは3位になるも、今季のヨーロッパリーグ出場に導いた。

だが2年目の今季はここまで6勝6分け6敗の7位と沈み、直近の公式戦4試合でも勝利が無かった。

クラブは公式サイトにて声明を発表。「KRCへンクは野心的なクラブであり、シーズン開始前に明確な目標を設定していた。クラブ経営陣は、最近の成績の変動や不安定なプレイレベルを踏まえ、成功への道筋を歩んでいないと判断した。クラブはトルステン・フィンク氏の功績に対して、心からの感謝を表明したいと考えています。彼はクラブにとって困難な時期に指揮を執り、就任1年目で短期間のうちに新たな活力とエネルギーをもたらした。それは選手団、クラブ、そして広くは観客席全体にも及んだものだ」とこれまでをを評価し感謝した上で、解任の理由を説明した。

現役時代はバイエルン・ミュンヘンなどで活躍したフィンク監督は、スイスのFCバーゼルやブンデスのハンブルガーSVなどの監督に就任。2019年6月にはヴィッセル神戸の監督に就き、天皇杯でチームを優勝に導きクラブ初のタイトルをもたらした。神戸退任後はラトビアのリガFC、UAEのアル・ナスル、そしてシント・トロイデンの監督を務めた。

なお後任は現状未定で、それまではアシスタントコーチのドメニコ・オリヴィエリ氏とミシェル・リベイロ氏が暫定的にチームの指揮を執ると公表している。

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