レアルを指揮するシャビ・アロンソ photo/Getty Images
次なる山場は1月のスーペルコパか
15日に行われたラ・リーガ第17節でアラベスを2-1で振り切り、ひとまず連敗をストップさせたレアル・マドリード。しかし、まだ指揮官シャビ・アロンソの立場が安泰になったわけではない。
次なる山場となるのが、年明け1月8日に予定されているスーペルコパ・デ・エスパーニャだ。この準決勝でレアルはライバルのアトレティコ・マドリードと激突することになり、アトレティコには今季のリーグ戦で2-5と負けている。ダービーを2試合連続で落とすことは許されないだろう。そして準決勝に勝利した場合は、決勝でバルセロナVSアスレティック・ビルバオの勝者との対決だ。今季はバルセロナにも1度負けているため、決勝がクラシコとなれば今度こそ負けは許されない。
仮にスーペルコパ・デ・エスパーニャで惨敗した場合は本当にアロンソの立場が危うくなるかもしれないが、果たしてアロンソの後任にふさわしい人物はいるだろうか。
『ESPN』は「アロンソを解任するのは簡単だが、後任は?それを見つける方がはるかに難しい」と取り上げている。
同メディアが理想の後任に挙げたのは、2016年から2018年までと、2019年から2021年まで2度にわたってチームを指揮したジネディーヌ・ジダンだ。レアルの環境を知る絶対的レジェンドに任せるのが無難だが、ジダンは2026W杯終了後のフランス代表監督就任を目指しているとも言われる。それまでの半年だけレアルの指揮官に復帰することに興味はないだろう。
次に同メディアが挙げたのは元リヴァプール指揮官ユルゲン・クロップで、実績は抜群だ。しかしクロップに現場復帰の意思があるかは不透明であり、現実的なプランとは言えない。
現実的なところでは、クラブOBであり現在はレアル・マドリード・カスティーリャを指揮するアルバロ・アルベロアの内部昇格だ。引退後からクラブのアカデミー職を歴任してきた実績はあるが、トップチームでの実績は何もない。上手くいく保証はどこにもない。
怪我人が続出していること、その中でリーグやCLでまずまずの結果を出しているアロンソの解任を急ぐ必要はないように思えるが、レアルのフロントはどう判断するだろうか。同メディアは1月初旬のスーペルコパ・デ・エスパーニャを落とした場合は解任の可能性が高いと見ているだけに、アロンソが生き残るにはスーペルコパ・デ・エスパーニャのタイトルを獲るしかないか。

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